購入の流れ
はじめての方でも、いまどこにいるのかが分かるように8段階に分けています。ひとつ前に戻ることも珍しくありません。期間は当社で扱った進み方の目安で、お約束する日数ではありません。

8つの段階
資金計画を先に組む
物件を見る前に、自己資金・月々の返済・10年後の修繕費まで並べて上限額を決めます。上限が決まっていないと、内見のたびに基準が動いてしまうためです。
条件を絞って物件を探す
通勤経路、学区、道の広さ、水はけ。譲れない条件を3つまでに絞っていただきます。当社の営業範囲はXXX市と隣接2市のため、範囲外のご希望は正直にその旨をお伝えします。
内見する
1日に回るのは3件までをおすすめしています。それ以上は記憶が混ざります。在宅中の物件もあるため、前日までにご予約ください。周辺は朝と夜で印象が変わるので、時間帯を変えて2回見ることも提案します。
買付申込を入れる
購入の意思と希望価格、引渡し希望日を書面で売主側に伝えます。この時点では契約ではないため、申込金は原則お預かりしません。他に申込が入っている場合は、その状況もお伝えします。
住宅ローンの事前審査を受ける
申込と並行して金融機関の事前審査を出します。2〜3行に同時に出して、金利・保証料・団体信用生命保険の条件を横に並べて比べていただきます。
重要事項説明を受け、売買契約を結ぶ
宅地建物取引士が重要事項説明書を読み上げます。当社では説明書の草案を契約日の3日前までにお渡しし、読んでから当日を迎えていただく運用にしています。手付金はこのときに支払います。
本審査・金銭消費貸借契約
契約書を添えて本審査に進みます。承認後、金融機関と融資の契約を結びます。転職直後や借入が増えた場合は結果が変わることがあるため、契約から決済までの間に新たな借入をしないようお願いしています。
決済・引渡し
金融機関で残代金を支払い、同じ席で所有権移転の登記を司法書士に委任します。鍵の受け取りはこの日です。引渡し後の設備の不具合や確定申告のご相談も、担当が変わらずそのまま受けます。
物件価格のほかにかかるお金
中古住宅では物件価格の6〜9%、新築では4〜7%が諸費用の目安といわれます。物件の条件や金融機関の商品によって上下するため、当社では資金計画の段階で個別に一覧をお作りしています。
| 手付金 | 売買代金の5〜10%が目安です。契約時に売主へ支払い、決済時に売買代金へ充当されます。 |
|---|---|
| 仲介手数料 | 売買代金400万円超の場合、税抜価格×3%+6万円+消費税が上限です。当社は上限額をいただいています。 |
| 登記費用 | 登録免許税と司法書士報酬を合わせて、物件価格の0.5〜1.5%程度が目安です。住宅用家屋証明が使えるかで変わります。 |
| ローン事務手数料・保証料 | 借入額の2.2%前後(定率型)か、数万円の定額型+保証料という組み方が一般的です。金融機関ごとに差が大きい項目です。 |
| 火災保険・地震保険 | 建物の構造と補償範囲によりますが、5年一括で数万円〜十数万円の幅があります。 |
| 固定資産税等の精算 | 引渡し日を境に日割りで売主と精算します。年度の途中で買う場合、残り日数分を買主が負担します。 |
| 引越し・家具・カーテン | 見落とされやすい費用です。距離と荷量、時期(3〜4月は割高)で幅が出ます。 |
金額・割合はすべて一般的な目安であり、実際の費用をお約束するものではありません。消費税率は10%を前提に記載しています。税金の取り扱いはご事情により異なるため、個別の判断は税理士にご確認ください。
中古と新築で、見るところが変わります

中古住宅・中古マンションを買うとき
築年数より先に、管理組合の修繕積立金の残高、過去の大規模修繕の履歴、給排水管の更新記録を確認します。戸建てなら基礎と屋根、雨樋まわり。設備の不具合は契約不適合責任の範囲が売主ごとに異なるため、どこまでが対象かを重要事項説明の前に整理します。住宅ローン控除を使うには、耐震性に関する要件を満たす必要がある点も先に確認します。

新築を買うとき
建物そのものより、土地の条件と引渡し時期を見ます。前面道路の幅と接道の向き、隣地との高低差、上下水道の引込み状況。完成前の契約では、図面と現地の方角・日当たりを自分の目で合わせます。引渡し時期が学校や転勤の都合とずれないか、遅延したときの取り決めがどうなっているかも契約前に確認します。
掲載している写真はイメージで、実在の物件ではありません。徒歩分数を表示する場合は道路距離80mを1分として換算し、端数は切り上げています。信号や踏切の待ち時間、坂道は含まれません。
物件より先に、資金の話からでも。
資金の組み立てから見ていく段階でも構いません。物件が決まっていない状態のご相談が、もっとも多く来ます。