SUGUSAKU FITNESS STUDIO
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Column

「リバウンド」という言葉を使わなくなった理由

柱の立つ広いトレーニングフロア
マシンルーム。開業した2017年から台数も配置も変えていません。

「リバウンドしないように」。開業して2年ほど、この言い方をよく使っていました。いまは使っていません。言葉づかいを変えたというより、体重の増減を評価の軸から外した結果、この言葉を使う場面がなくなりました。

「戻る」を失敗として扱っていた

リバウンドという言葉は、下がった数値が元に戻ることを指します。そして多くの場合、それは失敗として語られます。「せっかく落としたのに戻ってしまった」という言い方です。

この語り方には前提があります。数値が下がった状態が正しく、戻った状態が間違っているという前提です。ですが、体重は運動だけで決まりません。睡眠時間、仕事の残業量、服用中のお薬、年齢。どれもこちらで動かせないものです。動かせないものが原因で数値が戻ったとき、それを本人の失敗として扱うのは筋が通りません。

実際に起きたこと

開業3年目に、週1回で1年半通われていた方がいらっしゃいました。半年で体重が5kg下がり、その後1年かけて元に戻りました。この間、来られなかった週は3回だけです。フォームも重量も、記録を見れば着実に上がっていました。

「結局、私は失敗したということですよね」——最後のセッションで、ご本人からそう言われました。答えられませんでした。当時こちらが掲げていた基準では、そう言うしかなかったからです。

その方はレッグプレスを45kgから80kgまで上げていました。それはこちらの指導の結果として説明できることです。にもかかわらず、体重を軸に置いていたために、その1年半を成果として渡せませんでした。

軸を、扱った重さに移した

いま記録しているのは、扱った重量・回数・セット数だけです。毎回その場で書き取り、控えをお渡しします。この数字には、こちらの指導が直接効きます。前回12回×3セットを問題なく終えていれば2.5kg上げる。最後のセットで回数が落ちていれば据え置く。前回より扱えない日は下げる。判断の根拠が記録に残るので、後から説明できます。

  • 体重が変わらなくても、扱える重さが上がっていれば進んだと言えます
  • 下がった週は珍しくありません。睡眠が短い週、繁忙期。半年単位で見れば上がっていても、週単位では下がります
  • 下がった週を失敗として扱わないことが、続けるうえでは重要だと考えています
  • 体重を測ることもやめました。目標として扱っていない数値を測る意味がないためです

売りにくくなったことは事実です

「2か月で−10kg」と書いていたころのほうが、問い合わせは多く来ていました。数字は分かりやすく、比べやすいからです。いまのサイトには比べやすい数字がありません。それでもこの書き方に戻すつもりはありません。達成できなかった方に「ご本人の努力不足」と言うしかない状態には、もう戻りたくないからです。

当スタジオは運動指導を行う施設であり、医療機関ではありません。この記事は診断や治療の代わりになるものではありません。体重や体の変化のあらわれ方には個人差があり、記載した内容が同じように起こることを保証するものではありません。医師から運動を制限されている場合は、その指示を優先してください。

Trial Session

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初回のみ(通常 ¥8,800) ¥3,300 税込/お一人様1回限り