SEITAI SUGUSAKU
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Column

「また歩けるようになりたい」から始める

施術で痛みが軽くなっても、数か月後にまた同じ場所が痛む。そういう方をたくさん見てきました。原因は施術の腕ではなく、負担をかけている動き方が変わっていないことにあります。当院が毎回、姿勢と歩き方を確認してから施術に入るのは、そのためです。

屋外で車椅子の高齢女性の手を取るスタッフ
「痛みが取れたら何がしたいか」。ここから始めると、通う間隔も家でやることも決めやすくなります。

「痛みを取ってほしい」の先にあるもの

初回のカウンセリングで必ずうかがうことがあります。「痛みが取れたら、何がしたいですか」。この問いに答えが返ってくる方は、経過がよくなる傾向があります。買い物に自分で行きたい、孫と歩きたい、また畑に出たい。目的がはっきりしていると、通う間隔も、家でやることも決めやすくなるからです。

痛みは目的ではなく、結果です

腰が痛いという状態は、腰に負担が集まった結果です。負担を集めている動き方が変わらなければ、その場でほぐしても数週間で戻ります。「前も同じところが痛くなった」という方が多いのは、そのためです。

だから、動き方から確かめます

当院では、痛む場所を触る前に、股関節と足首の動く範囲を測ります。立ち方と歩き方も見せていただきます。腰の痛みで来られた方の原因が、足首の硬さにあることは珍しくありません。

数字で見ていただく理由

可動域の角度、10m歩く速さ、歩幅。これらを毎回記録して、前回と並べてお見せします。感覚だけでは「良くなった気がする」で終わってしまい、続ける理由が持てないためです。

ご自宅で続けていただく3つ

お伝えする運動は2〜3種類に絞ります。多く出しても続かないからです。ここでは、多くの方にお伝えしている基本の3つをご紹介します。いずれも痛みが出ない範囲で行ってください。

  1. 足首を回す 椅子に座り、片足を軽く浮かせて足首をゆっくり10回ずつ回します。足首が硬いと、立ったときの重心が前後どちらかに寄り、腰に負担が集まります。朝と晩の2回が目安です。
    屋外の並木道で車椅子を押すスタッフ
    屋外を歩く機会が減ると、足首を大きく使う動きも減っていきます。
  2. 座ったまま骨盤を前後に倒す 椅子に浅く腰かけ、背骨を丸める・反らすをゆっくり10往復。腰そのものを動かすのではなく、骨盤から動かす感覚をつかむための運動です。デスクワークの合間にもできます。
  3. 片足立ちを10秒 壁に手を添えて、左右10秒ずつ。ふらつく側が、負担のかかっている側であることが多くあります。転倒が心配な方は、必ず何かにつかまって行ってください。
    杖をついて歩く高齢女性に付き添う女性
    片足立ちは、歩く力を保てているかを見る目安にもなります。

痛みが出る動きは行わないでください。運動中に痛みやしびれが出た場合は、すぐに中止してください。これらは一般的なご案内であり、すべての方に適したものではありません。

通えなくなったあとのこと

「そのうち通えなくなるから」と、通院そのものをやめてしまう方がいらっしゃいます。当院が訪問施術を始めたのは、その言葉を何度も聞いたからです。

  • ご自宅や施設へうかがいます。当院から8km以内が対象です。
  • ベッドや布団の上で行うため、特別な準備は要りません。
  • 通院と同じ施術者が担当します。一から説明し直す必要はありません。

ご本人以外からのご相談でも構いません。ご家族、ケアマネジャー、施設のご担当者からのご連絡を承っています。手技の考え方は当院の手技に、お悩み別の対応はお悩み別にまとめています。

本記事は一般的な情報の提供を目的としたもので、診断や治療の効果を保証するものではありません。
当院は医療機関ではなく、診断や治療は行いません。効果には個人差があります。
しびれ・脱力をともなう場合や痛みが強い場合は、整形外科の受診をお勧めします。本サイトは架空のデモ企業のものです。

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